国鉄勝田線の日常
先日は廃止直前に迫った勝田線の模様を紹介しましたが、今日は在りし日の日常風景を紹介したいと思います。
国鉄勝田線は、ダイヤが悲惨で午前中は6,7,9時に1本ずつと13,14,17,19時に各1本の筑前勝田発しかない状況でした。
香椎線に比べて、糟屋郡部から吉塚まで1本で行けたことと、博多まで延長してればと思うこともありました。
では、写真を少々。
筑前勝田駅にて発車を待つ吉塚行き普通列車。多分、13時台だと思います。
車番は不明ですが、給水口が1つしかないのでキハ28かな?その向こうはユニットサッシなので、キハ65でしょう。
ホームの低さがなんとも言えないですね。エンジンがホームから丸見えです。
筑前勝田を出た列車が、宇美駅を目指して走って行きます。
この場所は、県道68号線沿いにある小学校と保育園の裏山から撮ったものです。
現在は住宅地になってしまったので山じゃなくなってますが。
また、列車後方に見える造成中の場所も住宅地になってますね。
宇美駅を出て、宇美川を渡って下宇美を目指す列車。
この場所、現在は遊歩道になっており、鉄橋の跡地は整備されて立派な橋が掛かっています。
画面左手には宇美公園という公園があり、宇美八幡宮から宇美公園に向かうオーバークロスの歩道橋から下を通り過ぎる列車を見て喜んでた記憶があります。
列車はこのあと、志免町を通り粕屋町を通って吉塚へと走って行きました。
現在、線路跡地は遊歩道として残っていますが、イオンモール福岡に一部は吸収されてしまい、完全な形では残っていません。
ネット上の廃線跡の紹介で、現在の筑前勝田駅跡地写真が掲載されてますが、ほとんどの方が間違った情報を掲載されています。
スーパーセンタートライアルのあたり(西鉄バス原田橋バス停付近)ではなく、西鉄バス勝田バス停のところです。石炭輸送時代には、筑前勝田駅からさらに太宰府方面まで線路は伸びており、トライアル付近まで線路がありましたが。
※写真を探したけど、見当たらなかったので写真なしでスミマセン。
この先、亀山や志免付近の写真もあるんですが、実家を漁ってみないといけませんね。
あとは、客車列車時代の勝田線の写真もあったと思うんですが。
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